8/12/2020

雑記

 しかし、ここへ来てバッテリー関連の突然死が多いです。

Ankerの10000mAhのモバイルバッテリー、Aukeyの20000mAhの同じくモバイルバッテリー、Parrotのドローンのバッテリー、下のSparkrのバッテリー、等など。

AnkerとAukeyのは分解が出来そうもないので捨てました。

そうそう、TicwatchSのバッテリーも死にました、全く充電出来ません。

ほんの少し前までは問題無かったんですがねぇ。

Ticはばらしてバッテリー交換出来ますが、送料込みで2800円位しますので思案中です。

1000円ならやってましたが。

最近着けてませんでしたし(MiBand4で事足りてた)。

新しいの買った方がいいかなって、それもすぐに必要でもなし。


Sparkr miniの修理

相変わらず誰の役に立つか判らない情報をアップしてますが、こんどは....。

Power Practical社のアークライターが突然うんともすんとも言わなくなりました。

充電出来ず、ライトも点かない、当然アークも飛ばない。

このライターはKickstarterでクラウドファンディングをしていたものを購入した物です。

2017年ですからもう3年経ちます。

今ではアークライターはAliでいくらでも、同じような物が安く手に入りますが。

で、いつものように分解w。

ネジ一個だけなので簡単。

裏側。

ここでバッテリー電圧を測ると、0.7v位。

バッテリーがおかしいと踏んで型番調べてAliで探してみます。

702035HPで検索、いくつかヒット。

そしてコレを購入しました。

もちろん大きさなど織り込み済みです。

さて、2週間程で到着。

それがこちら。

元々のバッテリーがこちら。

少々妊娠が進んでいるようですネ。

こんな感じで基盤に半田付けされてます。

さて、新しい方のバッテリーには余分なものが付いてますのでそれを取っ払います。

充電制御用と思われる基盤がカプトンテープで固定されとります。

バッテリー側のタブを多く残す為小さい基盤から根こそぎはぎ取ります。

アーク溶接ですのでこじれば取れます。

取り外した後のバッテリー。

350に対し500mAhなのは中華なので話半分。

電圧は、解放で3.8v

元のSparkrの基板に半田付けして元に戻します。

あ、ちゃんと極性も元のバッテリーと同じでした。

見事復活。

あと3年程は持つでしょうかね。


5/30/2020

CELLSTAR VA-135Gのバックアップ電池の交換

セルスターのVA-135Gが電源が入るたびに「午前9時になりました」とのたまう様になってしまいまして、しばらくするとGPSから正常な時刻を取得するので問題無いといえば問題無いのですが、毎度毎度気持ちが悪いので内蔵のバックアップ電池切れだろうということで家に持ち帰り分解w。
なおここから先は真似されても責任は負いません。
これです。

これをひっくり返すとこうなります。
見えている4本のネジを外します。

その際、ディスプレイ裏側のこちらの2本は外さなくともいいです。

ゆっくり真下に引くと、この様に外れます。
下ケースに這っている線は無線受信機能用のアンテナ線と思われます。

一番手前の基板をゆっくり揺らしながら引き抜きます。
写真に見えるCN1のみで連結されてます。
思いっきり引くとスピーカーケーブル(上の写真の赤黒線)とフラットケーブルが逝っちゃいます。前の写真の状態で、先にフラットケーブルを外しておいてもいいかもしれません。
用があるのは下側の基板ですので、下の四隅のネジも外します。
決して中寄のシールドらしき部分のネジは外さないように。

するとバッテリーが付いた下基板のみ取り出すことが出来ます。
左側上部に緑色のバックアップセルが付いてます。
規格はNiMH 3.6V 12mAh(ニッケル水素充電池、よく言うニッ水です)
厚みは約11mm(端子間)、幅約11.85mm。
この諸元値でアマゾンや、マルツパーツ、共立電子、秋月、千石電商などを漁ってみましたが代わりになりそうなの物がありません。
引っかかるのは電池メーカーの3千円超のもの。
コレに3千円出すんなら、新しいレー探買います。
で、キワモノを探すならAliexpressということで....。
Aliのものも大きさが不明なのですが、関連商品をみてサイズが書き込まれている製品と比べたりして「エイヤ!」でポチリ。
私が買ったのはコレです。
他にも多分同じだろう物もあります。
容量は20mAh、ちょっと容量が多い(中華なので話半分)。
私の時は2個で323円(送料込み)でした。
国内だと3千円突破、かたや300円程度。
手に入れるまで時間は掛かりますがこの差はデカすぎます。
国産が衰退するのも判ります。
と、ここで下基板の裏側を載せときます。

左の四角いのはFURUNOのGPSユニット。
右側のダイキャストはレーダーの導波管。
先ほどのシールドはマイクロ波レーダーの受信部なのでちょっとでも弄ると同調がずれて受信しなくなります。レーダー受信部には一切手を付けないこと。
右側の半固定バリオームやコイルとか。ダイキャストの下の方にあるイモネジも御法度です。

さて、2週間ほどで到着した電池の交換作業です。

にらんだ通り、ぴったりの大きさ。
容量の抜けた電池を取り去る作業です。

ちょっと見えにくいかも知れませんが、電池と基板が接着剤で固定されてます。
少々面倒ですがカッターなどを差し込みながら半田を溶かし、吸い取り線やら”半田スッポン”を使いながらうまいこと抜きます。
黒いビニタイはGPSユニットから出てビニタイの下にあるコネクターに行ってる線を固定しています。
作業の邪魔でしたので。

取れました。
基板に電池の極性がかいてあったと思うのですが一応もとの極性を覚えておきましょう。
古い電池にはご丁寧に”+”のシールが貼ってありました。

抜いたスルーホールもきれいにしときましょう。
セメダインのあとも判るでしょうか。

新しい電池を半田付けして組み込んでゆきます。

この通り大きさもぴったり。
フラットケーブルも元通りに差し込んでと。

少々ピンぼけで申し訳ないですが、最後にアンテナ線をきっちり爪にはめ込んで、ネジ止めして完了です。

これで以降、時計のバックアップはちゃんとされるようになりました。
因みに抜いた電池は3.6Vのところ、1.3V程度しか電圧が出ませんでした。
直前まで使っていたにもかかわらずです。

今回はセルスターのレーダー探知機VA-135Gのバックアップバッテリーの交換の記録でした。
ではでは。